画像生成AIって、どのくらい細かい指定ができるんだろう——そんな疑問から始まった私の実験。お題は大好きな「バンド画像」。下の画像、何のバンドを表現したものか分かりますか?

正解は…?
実はこれ、Perplexityの画像生成AIでプロンプト(指示文)を駆使して作った、BUMP OF CHICKEN風イラストなんです。
(Perplexityについては、【2025】誰でも“理想の画像”がつくれる――画像生成AIの世界へようこそ!)
- 4人組バンド
- ギター、ベース
- 猫のマスコット
- エンブレム
- 星空
細かい要素をひとつずつプロンプトに詰め込んだ結果、ここまで再現できました!
正直なところ、完成したのは「もさいおじさんたち」で、本物とは程遠い出来ですが…(笑)
それでも、エンブレムには「BUMP OF NICOLE」と、せめてもの“らしさ”を盛り込んできました。
BUMPらしさを盛り込む「プロンプト調整」のステップ
BUMP OF CHICKENの雰囲気を再現するため、プロンプトを何度も調整しながら画像生成AIに指示を重ねていきました。
今回は、その生成プロセスを順を追ってご紹介します。
スタート:
BUMP OF CHICKENの画像を生成して

まずはシンプルに「BUMP OF CHICKENの画像を生成して」と指示。
すると、イメージはどこか海外バンド風…。そこで、メンバー構成にも言及することに。
ギターは2人、ベースは1人、ドラムは1人です

ギターやベース、ドラムの人数も指定してみました。
…が、今度はドラムセットを持ち出したり、なかなか“BUMP感”が出ません。
みんなヒゲは生えてません ボーカルは前髪が目にかかっています

ヒゲをなくし、ボーカルの前髪も指定。
顔つきは多少日本人っぽくなったものの、理想にはほと遠く。
そこで、雰囲気より「周囲の世界観」でアプローチすることに。
BUMP OF CHICKENのエンブレムも追加してください

背景にエンブレムを入れてみると、“BUMP OF”の文字も現れ、頑張ってる感が出てきました!
ここまで来ると、AIも徐々にこだわりを理解してきた様子。
ニコルというネコのキャラも追加して

白猫に赤いマフラーをつけてくれたり、エンブレムも「BUMP OF NICOLE」に進化。
遊び心は伝わってきます。
服装をラフにして

服装にもラフさを求めたものの、大きな変化は見られず…。
AIならではの得意・不得意を実感する部分です。
代表曲は天体観測です その要素を加えて

星空を追加で、イラスト全体が一気にアニメ調へ!
曲名からビジュアルまで、プロンプトひとつでガラッと雰囲気が変わるのも面白いポイント。
千葉県佐倉市出身の幼馴染の要素も加えて

最終調整として、バンドのルーツも加味。
どこまで伝わったかはさておき、自分のこだわりが思い切り反映された画像になりました。
まとめ:AIはどこまで“伝わる”?
画像生成AIは想像以上に細かい指示を入れられます。しかも、マスコットや出身地のエッセンスまで盛り込める柔軟さ(全然想定と違いましたが)。創作に活用し放題です!
あなたなら、どんな「推しグループ」を再現してみたいですか?
作品例やプロンプトのコツも随時シェアしていきますので、ぜひコメントやシェアで教えてください!